27階建てと19階建てのタワマン2棟が駅前に建設予定。上板橋駅から川越街道までの一体が再開発の対象エリアであり、マンションのみならず交通の動線も考えられた注目の再開発プロジェクト。
こんにちはー!マンションログ管理人のルークです。
今回は、上板橋駅の再開発プロジェクト特集です。再開発の目玉が高層マンションです。しかも1棟だけではなく住居用が2棟。駅前だけじゃなく川越街道までの道路を含めて整備される予定です。
街全体の景観が変化する一大プロジェクトですね。上板橋駅の駅力が向上することはもちろん、上板橋駅ナンバーワンのマンションとなることは間違いありません。高層マンションの全貌を見ていきましょう。
Contents
再開発の概要とマンション計画の概要
再開発の概要と駅前に建設予定のマンションの概要からみていきましょう。まずは写真から。3月25日の日本経済新聞に掲載されていたものです。
※日経新聞「東京・上板橋駅前に高層マンション2棟 再開発組合認可」から引用
再開発の概要
東武東上線「上板橋駅」の再開発計画の概要が明らかとなりました。南口の駅前を含めた周辺を開発する計画となっています。
再開発計画の名称 | 「上板橋駅南口駅前東地区市街地再開発組合」 |
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内容 | 駅前広場、周辺道路、マンション、商業施設 |
広さ | 1.7ヘクタール |
事業者 | 住友不動産、大成建設 |
東京都のHPに詳しい地図がありました。
※東京都HP「上板橋駅南口駅前東地区市街地再開発組合の設立を認可」のページから引用
地図をみると再開発事業の施工地区が川越街道まで伸びていることが分かります。上板橋駅から川越街道までの動線が確保され、利便性が高まることは間違いなさそうです。
さらに詳しい計画図を確認しておきましょう。
※東京都HP「上板橋駅南口駅前東地区市街地再開発組合の設立を認可」のページから引用
オレンジのところがマンションが建設される地区であり、それぞれ1棟ずつ建設される予定となっています。
マンションの概要
注目の高層マンションはどのような計画になっているのでしょうか。なんと今回は全部で3棟あるとのことです。
棟数 | 3棟 |
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戸数 | 約440戸 |
階数 | 27階建て、19階建て、6階建て |
商業施設 | 27階建ては1階・3階、19階建ては1階、6階建ては未定 |
権利関係者 | 72者 |
※東京都HP「上板橋駅南口駅前東地区市街地再開発組合の設立を認可」のページから引用
権利関係者が72者ということは全部で370戸ぐらいが供給される見込みということでしょうか。この辺りはまだ明らかになっていません。
72者であっても複数の部屋を所有するケースも考えられますので、300〜350戸ぐらいの供給になりそうな気がします。
また、6階建てはオフィスや店舗用のビルとのことなので実質、住居用として使えるのは27階建てと19階建ての2棟となります。
価格と狙い目の部屋は?
計画図を確認するとオレンジの部分に3棟が建設される予定となっているわけですが、やはり狙いたいのは27階建ての駅前タマワンです。間違いないでしょうね。
地図をみる限り駅徒歩30秒という感じでしょうか。距離にすると20〜30mぐらいに見えます。
現状、分譲されている周辺マンションの概要と価格を調べてみました。
物件名 | クレストラフィーネ板橋本町 | リビオ練馬北町 | MAXIV中板橋 |
徒歩分数 | 板橋本町徒歩3分 | 東武練馬徒歩8分 | 中板橋徒歩10分 |
価格帯 | 5300〜7200万 | 4598〜5798万 | 3390万(34.19m2) |
総戸数 | 90戸 | 54戸 | 57戸 |
会社 | ゴールドクレスト | 日鉄興和不動産 | プレシャスホームズ |
SUUMOで調べてみると周辺物件はあまりなく、ライバルと呼べるようなマンションはなさそうでした。
東街区のタワマン
板橋本町徒歩3分の物件の坪単価は330万ぐらいで、東武練馬の物件は300万ぐらいなので、この辺りの価格帯から推測するに坪単価320〜350万ぐらいでしょうか。
300を超えてくるのは間違いないでしょう。あとは駅徒歩1分・タワマン・再開発という好条件を加味してどこまで上乗せされてくるかですね。350万超えも十分にあり得る物件だと思います。
中街区のタワマン
中街区のマンションも19階建てですからタワマンと呼んでいいと思います。東街区が価格的に狙えないという人は中街区になると思いますが、それでもそこまで価格差は出てこないと思います。
計画図で見るとそこまで距離があるわけではなく、おそらく徒歩2〜3分ぐらいだと思います。坪単価は少し落ちたとしても300〜330万ぐらいでしょうか。このレンジで出てきたらまだ安い方だと思います。
上板橋駅南口駅前東地区市街地再開発計画の総合評価
この計画で忘れていはいけないのが「西地区」の存在です。
※板橋区HP「和2年10月2・3日 上板橋駅南口駅前広場などの公共施設説明会」から引用
上記は再開発計画の説明資料の中に記載されていた計画図です。左側の「西地区」と書かれたエリアがあり、建物のイラストが入っていることが分かります。
「検討継続」となっているため、まだ分かりませんが、ここも高層マンションが計画されていても不思議ではありません。むしろ、それを期待したいところですね。
いずれにせよ、今回の再開発で利便性や防災力が向上すると共に上板橋ユーザーが増加して駅力が向上することが期待できます。東地区に建設されるタワマンは上板橋ナンバーワンの物件になるでしょうから、周辺で探している人は絶対に見逃したくない物件です。
情報が更新されましたら、また記事をアップしたいと思います。
本記事がマンション購入を検討されている方に少しでも参考になれば幸いです。購入手続きや情報収集たいへんだと思いますが、一生の買い物なので妥協せずに頑張ってください!
それではまた!読んでくださあり、ありがとうございました!(^^)